こむら返り
2018年12月18日
こんばんわ、高野です(*^^*)
何かと慌しい年の瀬ではございますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
何かお身体の不調やお悩みがございましたら、いつでも北生駒整骨院にご相談ください!
さて、本日は「足がつる」メカニズムについてお話いたします。
夜間や運動の後に「足がつる人」は結構いらっしゃいませんか?
特にご高齢の患者様の中には、毎日悩んでいる方もいらっしゃいます。
ふくらはぎがつる(こむら返り)とは筋肉を動かす神経が急激に高ぶることにより、ふくらはぎや足の指の筋肉の弛緩がうまくいかず、一時的に痙攣し硬く収縮してしまった状態のことです。
こむら返りの原因ははっきり解明されていませんが
過度な運動
運動不足
冷え
ミネラル不足
加齢
病気の可能性
などが挙げられます。
原因1.過度の運動
過度な運動によって筋肉の一部と神経が興奮状態になり、筋肉の異常収縮を起こすことがあります。
原因2・運動不足
普段運動不足の人が、充分な準備体操やストレッチをせず、急激に筋肉を動かすことで普段使われていない筋肉が緊張状態となり、硬く収縮することがあります。
原因3.冷え
冷えによって足がつりやすくなります。就寝中や明け方に足がつること多くありませんか?
気温と体温の低下がカギになります!気温は日中にかけて次第に上昇し、夜になると下がっていき明け方が最も低くなります。体温も同様に1日のうちで変化して、夕方になるにつれ最も高くなりますが、夜になると下がりはじめ特に明け方が最も低くなります!
つまり、気温と体温が最も低くなってしまう明け方の〝足の冷え〟が問題となるのです。
足が冷えると血流が悪くなり、新鮮な酸素などが届きにくくなりふくらはぎの筋肉が悲鳴をあげます。特に今のような寒い季節は見落としがちな足の冷えには十分に気を付けましょう。
原因4.水分不足・ミネラルバランスの崩れ
水分不足やミネラル不足に陥ると、足がつりやすくなります。通常、筋肉は神経からの命令によって収縮&弛緩したりします。その命令の際、電解質を用いているのですが、ミネラルバランスが不足するとこの伝達が上手くいかずに足がつるようになります。
特に筋肉の機能調整に役立っている電解質はナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムなどです。
原因5.加齢
通常、筋肉は脳からの指令で動きますが、それが加齢と共に上手くいかなくなる場合もあり、加齢が足がつる原因になるもいわれています。
原因7.病気の可能性
足がつる(こむら返り)は、健康な人でも起こるので、通常そこまで心配する必要はありません。
しかし、週に何回も足がつるような場合は、腰痛やヘルニアなどが関係している可能性がある為、基本的には整形外科を受診し診てもらいます。
ただ場合によっては
- 内科系(肝臓・腎臓が悪い状態など)
- 神経内科系(甲状腺・動脈硬化など)
の病気からきていることも考えられるので、頻繁に起こる方は1度総合病院にて相談することをおススメいたします。
足がつらないようにするためには
どれが原因かにも因りますが、足をつらせない為の予防策には次のようなものがあります。
- 普段から適度な運動を心がける!
- 寝る前や運動前後では、しっかりとストレッチを行う。
- 水分補給・ミネラル補給!
- なるべく足を冷やさない!(短パンではなく長ズボン)
- ふくらはぎを温める(お風呂・湯たんぽ)
これらは全て簡単に取り入れることが出来ますので、ぜひやってみて下さい!